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会社にとって、人の成長は最重要課題で、それができないと死活問題です。

当然、働く個人にとってもそれは同様のはずです。

                                                                                               

成長させるためにはどうしたらいいか?四苦八苦してきました。

そもそも成長とは何か?という定義がとても大事です。

                                                                                            

社長の言う事をよく理解できるようになったとか
人として成長できたとか
意見を言えるようになったとか
色々ごっちゃにしてしまいがちですが、

一言で言うと生産性を高める事です。

                                                                                             

同じ時間で結果を2倍にできた。
同等の結果ではあるが、時間を2分の1にできた。
などです。

2倍の時間働いて、結果を2倍にするでは生産性が高まったということにはなりません。

                                                                                            

生産性については、残業の多さから日本の生産性の低さを指摘する事が
最近では特に多くなってきていますね。

                                                                                               
それについては別で書きたいと思いますが、
できなかったことができるようになり
それが生産性を高める結果を作れるようになること。

                                                                                                  
 
これができる会社、個人にするにはどうすればいいか?

                                                                                            

やり方に関してはまだまだ改善、革新が必要ですが、
成長するためには?を考えながら、
逆に人の成長を奪う環境について考えてみました。

                                                                                             

人から成長の機会を奪う一番いいやり方は
一言で言うと「任せない」です。
「やらせない」もそうですね。

                                                                                             

あらゆる事を上司がやってしまう事です。
これ、実は至るところでありました。
なぜ任せないか?

                                                                                             

自分が一番わかっているから自分でやった方が早い。

教える時間が面倒。

なぜ、時間を割いて自分が教えてあげなければならないか、わからない。

構っている余裕がない。

などの理由はよくあります。

                                                                                              

でも一番厄介なのは、こんなに任せたらかわいそう、という理由です。

かわいそうという言葉はさすがに出てこないですが、

時間を取らせてしまう、という言葉が出てきます。

                                                                                            

これ、相手を想っての言葉っぽいですが、要注意です。

何かと言うと、嫌われるのが怖くて、いわゆる人気取りに走ってしまっています。

                                                                                             

すっごく恥ずかしい話ですが、実は私もこれをやっていました。

                                                                                               

会食の場所選びから

営業は自分が一番得意だから自分がやらねば

報告を毎日させるなんて、大変にしてしまう

業務の改善案を出させるなんてハードル高すぎるのではないか?

会議の準備は、全部自分。皆は参加して意見くれればok。

などなど、言葉にすると信じられないのですが、

無意識レベルで、当然のことのようにやっていました。

                                                                                              

これは、明らかに部下から成長を奪っています。

すごいなと思う人は、知識と(失敗も含めた)経験が豊富です。

                                                                                            

この「経験」を明らかに奪ってしまっています。

まずは、この状況を注意してみてみるだけでも問題がよく見えてきました。

                                                                                              

そこから次に「任せる」事をさせていくことになりますが、
次に起こる問題は「放任」です。

                                                                                              

目標を与え、任せるのですが、「放任」になってしまいます。

                                                                                             

状況としては、部下が会社に来れなくなったり、
パニック状態になります。

                                                                                            

これは、

目標が高いと感じ→達成できない→やばい→何かを失ってしまう→混乱

仕事の量が多すぎると感じ→どうにもできない→何かを失ってしまう→混乱

という流れかと思います。

                                                                                             

ここを、そのまま放置することになってしまうわけです。

                                                                                            

でも、上司の言い分としては、

「毎日、大丈夫か?と声をかけていたのに。」

「わからないことは、いつでも相談してくれ。」

と放置はしていない、ということになります。

                                                                                            

これは、ほんとよくありますね。

書くための時間が過ぎてしまったので、この続きは次回にアップさせて頂きます。

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