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2020年に入って

1月 全然気にしてなかった

2月 京都合宿 京都の観光客が本当に少なかった

3月 会社を在宅に切り替えた

4月 毎週、予想よりも状況が悪く変化

5月 GW入る前には、もう今までの延長だけでは事業が成り立たないとわかる

コロナ禍。
                                                                                 

そんな中、2020年 5月を持ってサルは13期に入りました。
                                 

ここ最近は、39県で緊急事態解除となり
少しづつ、休日は以前の様相を取り戻しつつあります。
                                          

でも経済の変革はこれからでしょう。
                                            

歴史の転換期と考えています。

そして、今の日本は

人口減と超高齢化を迎える国

この後、経済は厳しい局面を迎えるでしょう。
                                    

私たちのサービス、企業のSNS運用を常駐して支援するビジネスモデルもアップデートする必要があります。
                                                      

リモート文化が浸透していけば、常駐で提供できていたメリットを提供することができなくなります。

そこに関しては変化をする以外無いと覚悟を決めました。
                                                       
捨てるべきモノ、
残すべきモノ、
変えるべきモノ、
新たに創り上げるべきモノ

に分けて進みます。

短期的な戦略と中長期的な戦略に分けて考えることが重要と思います。
                                                                       

短期的には

1、目の前のお客様に起きている問題を把握し、提供するサービスを見直し、改善行う

2、コロナ状況を踏まえて、見込み客の問題×我々が提供できるサービスアイデアを新規のお客様に提案行うこと

                          

中長期的には

1、afterコロナを見据えた新規事業の推進。
 弊社で言うと3本目の柱をつくる事。                              
 中長期的な社会的問題に対する解決サービスを作る事。

2、理念、ミッション、ビジョンの再構築

を行います。
                                                                          

覚悟を決めてからは、
今まで水面下で進めてきた複数の新規事業から
新しいアイデアが生まれ、
after コロナを見据えた新規事業を推進中です。
                                                        

新規事業をトライし続けることの重要性を
私のメンターに10年ぐらい前からずっと言われていたのですが、
今ではそれを痛感しています。
                                             

沖縄、上海、カンボジア、タイ、カフェ、ゲームアプリ、メディア事業など新規事業に挑み続けて来た意義が今ではよくわかります。
                                                         

新規事業をやるには、お金と時間、そして人が必要で、その割りに失敗も多いです。

使ったお金、時間、離れていった人を見ると自分の愚かさと直面せざるを得ません。
                                                        

                                

でも、今はわかります、

新規事業を常に話し合い、計画、実行してこなければ、

新しいことを始めることがより難しくなります。
                                                         

突破口を作るアイデアを生み、実行することがとても難しいです。
                                                        

儲け話ハンターでは、続きません。
                                                          

社会的問題の解決、もしくは誰かの問題解決と我々のリソースが掛け合わされなければ事業は成長できないし、
                                                     

その新規事業を生み出すためにも、チャレンジする人との連携、マネジメントが必須です。
                                                        

この2点について、我々だからできるニッチな市場の模索、議論と

人脈づくりをしてきたことが、今、私たちに希望を持たせています。
                                                            

そもそもサルの事業が今のままで10年以上続けられるとは思っていませんでした。
                        

コロナになったからというわけではなく、以前からその危機感はあります。                        

コロナによって、それが早まり、はっきりと分からされたのだと思います。
                          

でも、この状況においてサルは変わることをとてもワクワクしています。

変化が激しい状況においては、よりいっそう自分で考える幸せの定義が重要になると思います。
                   

理念である「わがままに生きる人をつくる」がまさに必要な時代。
                                                        

改めて、理念とミッションをアップデートしました。

サルの理念。

サルのミッション。

サルの新規事業は、改めてお伝えできるように早く進めたいと思います。

今後とも宜しくお願い致します。

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月に一回を目標に一流のSNSプランナーになるべく勉強会を開催しています。

                                                                 
「おっさんずラブ」のtwitterアカウントがトレンド世界1以になった事象をもとに独自の考察を発表し、話し合いを行なっています。

その他、社外秘にはなりますが、仕事から得られたノウハウ共有を皆で行い、SNSプランナーとして成長し、クライアントへ価値を提供するために切磋琢磨しております。
                                                                 
実戦から得られた話が中心なので私も勉強になります。

SNSの世界は日々変化があり、とても面白いですね。

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中国人の友人とその友人が経営する会社と工場を視察視察してきました。

噂通り、第一線都市、深セン中心地は発展していて、洗練されていました。逆に路地裏は香港を感じさせる活気があり屋台飯が美味しかったです。

今回の目的は、3年前から始めたiPadのアクセサリーメーカーが、米国、欧州、日本に対して、amazonを中心に、たった3年で10億を超えて急成長中している背景を知ることと、今後の事業シナジーがあれば取引を検討する事でしたが、いいものを見させてもらいました。

深センの中小メーカーや工場が急成長しているのは、

●情報→Appleなどの開発情報が集まっている

●資源、工場の連携システムができていて、安くすぐにモノが作れ試せる。

●amazonなど世界に売れるチャネルが発達したから

と言っていましたが、

そのスピードだけではなく、

人件費の安さと働く人がたくさんいることですね。

合わなければすぐに解雇、退職して次の日にはすぐ採用できるとの事でした。いまの日本では信じられない。。。 今後は日本をターゲットに成長していく計画とのことでした。

日本向けには初年度で1億突破していて、amazonにも表彰されていましたが、日本は単価を高く買ってくれるユーザーが多いとの事です。

普通海外に展開すること自体が難しいのに、、、すごい。

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サルがスタートして10年が過ぎました。

                                                                     

正直だいぶ足踏みしてしまったな、と考えています。

これまでの過程は、キツイことがたくさんありました。

でも今のうちに味わうことができて本当によかったと思います。

                                                                    

今年、私は41歳になります。

あっという間です。

どちらかというとピーターパンは自分のことだと思っていた方なので、

改めて自分を認識することの難しさを感じます。

                                                                    

悲観的になることは無いのですが、

残された時間がそんなにあるわけでは無いのだなと思います。

まだ子供を作りたいし、子供の成長を見ていくこと

自分が言ってきたことの変化が、この先、日本で本当に起きるのか?

メンバーと会社の圧倒的な成長とそれを分かち合うこと

年取ってもチャレンジャーでいられる仲間を作ること

事業もやりたいことがまだまだあります。

                                                                  

いままでの10年からの延長上を目指していると難しいと感じます。

                                                                      

5年ぐらい前に上海に進出したのですが、アジアとの連携はまだこれからです。

海外で事業を立ち上げることは本当大変だなということがわかりましたが、

中国に行ったり来たりして事業に関わっていると、

日本以外の情報を意識することができ、

昔に比べ、グローバルが実感できるようになったことも本当よかったなと思います。

                                                                   

次の10年は「飛躍」です。飛ぶことを強く意識していきます。

延長では無いですね。

                                                                    

10期を過ごすことができた事は、サルのメンバー、お客様、パートナー様の存在に尽きます。

                    

決起会でも皆に言いましたが、

10年前までは、ビジネスはビジネスモデルや集客システムが圧倒的に重要だと思っていました。

サルの前に立ち上げに加わった会社も含めると起業して11年が経ちますが、

今は、一番重要なのが人だと言えます。

               

その「人」を活かした会社を今後作り上げられるでしょうか?

簡単では無いですね。

でも、少なくともこの10年間で一番自信があります。

この10年間、特にこの2年間ぐらいは、

自分が撒いてきた種で起きている問題解決が全てでした。

仕事でもプライベートでも。

なかなか突破口の無い、浮上できない潜水艦の中にいる気分でしたが、

どんな事でも浮上はできるのだなと改めて感慨深い11期のスタートを切ることができました。

新しい仲間も4、5、6月で6名が加わり、とても楽しみです。

次の10年が楽しみで仕方ありません。

サルに信頼を寄せて仕事を依頼して頂くクライアント様、

サルを支えてくれるパートナー様

サルで働く野性味溢れたメンバー

次の10年も何卒よろしくお願い致します。

                                                                  

5月10日に行なった決起会の模様

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10月末で上期が終わり、過去最高の目標を達成する事ができました。

実は、ここ数年で全社半期達成というのは初めてです。

要因はいくつかありますが、大きなポイントは以下と考えます。

 

●生産性を上げなければならない多くの企業はAIやロボットなどに並び、

webマーケティングを活用することで生産性を上げる事に真剣になっている。

web、スマホサイトを中心とした戦略で成果を上げる企業が増えてきた。

投資対効果を実感、もしくは必要性を感じる企業がより増えてきた。

 

●サルが、作って納品する制作会社から成果をだす事に真剣に向き合う会社へ変化してきた。

(もっともっと成果にコミットするために、UI、UX設計力を高めるべく事務所を移転してユーザー調査するスペースを作りました。)

 

●今期からプロデューサーの評価制度を変化、整理したことで、目標達成に向けて執着する事ができた。

 

などが中心に上げられると思います。

特に、目標に真剣に向き合う事で、問題発見、議論が活発化した事がとても良かったです。

自社にある目の前の問題、中長期的な問題を解決することで、メンバーの解決能力が成長しています。

他人の問題を解決できるようになりたいなら、まずは自分の問題を解決できるようになる事。

それは、顧客の問題を解決できるようになりたいなら、まずは自社の問題を解決する事。

webマーケティングも形は作れますが、成果を出せるかどうかは、働く人にかかっています。

なので、自社で起こるマネジメント上の問題は、クライアントでも起きている事が多いです。

マーケティングもやりっぱなしでPDCAを回す人がいない。

習慣化できない。

ツールを入れたけど、皆使わない。浸透しない。

などなど。

恥ずかしい話ですが、IT系企業である弊社も、高価なツールを入れたはいいけど一年間使えなかったなどの失敗をしております。

それをどのように活用して、生産性を上げるか?

人口が減っている日本、私たちにおいては、非常に重要な課題です。

さて、この度、事務所を移転させて頂きました。

移転の目的はこちらに掲載させて頂きましたのでご興味ある方は是非ご覧くださいませ。

https://goo.gl/q2xgXR

なかなか、自社の事となると優先順位を下げてしまいがちですが、こういった告知ページに対しても真剣に取り組むメンバーが増えた事は財産です。

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今年の5月から新体制及びに新評価制度でサルは営みを続けております。

この間にも数々のドラマがありました。大変なこと、嬉しいこと。

正直大変なことの方が数としては多いのですが、その分メンバーの成長、

会社の課題が明確になり着実に進歩している充実感は何よりも勝る喜びです。

特に、今期から第三者機関にお願いして、顧客満足度調査を定期的に実施することをスタートさせました。

自社の強みと弱点がよくわかり、お客様と向き合うことの有り難さを痛感した次第です。

残り7営業日で上期が終わりますが、結果についても非常に楽しみです。

ここ数ヶ月は次の10年に向けて、

改めてサルのビジョンを明確にし、

誰にとってどんな価値を高めて行くのか?

を日々考え、議論しているところであります。

そんな中、まずここまでのサルの営みについて簡単に振り返りをまとめました。

という経緯を経てきました。

以前より、長期的な視点で計画を立てることができるようになり

何をやらないかを決めて、フォーカスすることを絞ってきました。

今期下半期は、お客様、いつも協力して頂くパートナー、働くメンバーにとって

より付加価値を高めて参ります。

よろしくお願いいたします。

魚住

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先週、部下の成長を奪うには仕事を「任せない」ことだという事を書きました。

今回は、目標、役割を決めて「任せる」の後についてです。

任せ、しばらくすると、会社に来なくなったり、パニックを起こす人がいます。

本人も、その理由が明確なわけではないですが、とにかく辛いのです。

                                                                                                                   
目標が明確になると、それをクリアできるか、できないかが明確になります。

また、経験の浅い人は特に、その目標をクリアするための仕事量が膨大だと感じます。

                                                                                                                  
実際、目標は、現状よりも上の状態を目指すので、そもそも現状もしくはそれ以下でやれる事などありません。

必ず負荷がかかります。

                                                                                                                   
でも、そのハードルの高さにパニックを起こしてしまいます。

多かれ、少なかれ、そういった経験を持っている人が多いのではないでしょうか?

私もあります。

                                                                                                                   
仕事をバリバリして結果を出している先輩方の話を聞いていても、そういった経験を持っている人が多いと思います。

                                                                                                                  
それを、個人的にどうやって乗り越えたか?という事と

マネジメントの観点から上司としてどうすべきか?を考えました。

                                                                                                                    
まず、

なぜ、パニックを起こすかというと

つまるところ、何かを失ってしまう怖さだと思います。

顧客、会社や上司からの信頼を失ってしまう

評価を失ってしまう

報酬を失ってしまう

あるものだと思って買い物したけど払えない

ライバルに負けてしまう

自分は本当はデキる人間なのに、出来ない自分を目の当たりにしてしまう

                                                                                                                   
など、人によって理由は異なれど、本質的には何かを失ってしまうという怖さだと思います。

                                                                                                                   
怖さに集中しすぎてしまうと、冷静さを失います。

                                                                                                                   

普段では、考えられないような行動をしてしまう事があります。

                                                                                                                   
例えば、大好きな人に振られてしまう際に、泣いてしがみつくとかとか、、

                                                                                                                     

弊社でもあった事例でいうと、朝の5時に電話をして、契約書の文言チェックをお願いするなど。

今では笑い話ですが、決して急ぎでもない契約書のチェックを朝の5時に電話して、確認お願いしますと依頼する。

                                                                                                                   
当然相手は、緊急の大問題が起きたのだろうと、血相を変えて電話に出ます。

ところが、それ今確認する必要ある?といった話です。

                                                                                                                  
それを実行した本人に「なぜ?」と聞くと、

「最近スケジュール管理をしっかりしろと言われるので、一週間のスケジュールをカレンダーに埋めていったら、確認の時間がそこしかなかった」と言います。

                                                                                                                         
さすがに、普段ではそれをやりません。

彼は、決められた期限内に、プロジェクトが進まないかもしれない事態を怖れていました。

そうなってしまった時に、怒られる事を考えて、それを恐れていました。

                                                                                                                  

個人的な経験から言うと、

目標達成できなかった時の怖さ、問題が起きてしまった時の怖さ
                                                                                                                    
たくさんありますが、期限までに達成できない怖さに対しては、

その時の上司が期限ギリギリまで、改善と行動に集中させてくれた事が、

パニックにならずに済んだ経験を与えてくれました。

                                                                                                                   

昨日と今日、目標に対して、何が変わり、これから何をするのか?

この質問が毎日行われ、これに応えるのは大変だと思いながらも

なんらかしらのアイデアが出てくる。

時には絶対無理と思えた目標ですら、達成してしまう。

                                                                                                                  
これを管理されていなければ、

私は、悩むだけで、建設的なアイデアを出せず

無駄な時間を過ごしていた事でしょう。

そして、自信を失い、パニックになっていた事でしょう。

                                                                                                                  

問題が起きた時もそうです。

確かに、もうすでに、関係者に迷惑をかける事がわかっている時、

逃げたくなります。

連絡する事を後回しにしたり、

考えないようにしたりなど。

でもそれでは、問題は大きくなるばかり。

この問題と向き合うのは、怖いのですが、

後回しにすると、より大きくなって自分に降りかかってきます。

後回しにするデメリットを知っている人は強いなと思います。

                                                                                                                   
その時も、上司から

できる限り迷惑をかけないために、そして約束した事に近づけるために、

何ができるか?という質問をされます。

他者からの質問で、冷静さを取り戻し、アイデアが出てきます。

                 
                                                                                                 
ということからも、上司が行う大事な仕事の一つは、

部下の焦点を、この失う怖さに当てさせず、

期限ギリギリまで、質を高める事に集中させる事です。

                                                                                                                  
そのために、毎日、質問をし、しっかりと考えさせ、具体的に行動させる事が大事です。

                                                                                                                  

部下は、その管理がキツイと感じる人もいますが、

結果が出始めると一気に成長します。

自分でその改善活動をするようになります。

この成功体験を持つことは、非常に重要です。

                                                                                                                       
でも、これができない人が結構います。

先週も書きましたが、

「大丈夫か?」という声がけはしている

「わからない事があったらいつでも相談にのるよ」という声がけはしている

のだけど、部下はいつの間にか会社に来なくなります。

                                                                                                                  
毎日の管理が、締め付けているんじゃないか?

かわいそう、と思っている人もいます。

                                                                                                                  
それで、結局、期限ギリギリになって、

「どうなっている?」

「すみません、間に合いそうにありません汗汗汗」

「え?ーーーーーーーーーー」

「泣」

説教。。。

とか。

                                                                                                                  

「任せる」ということと「放任」の違いは、

こういったところにあるのではないかと考えています。

                                                                                                                   

管理をする事で、部下を煩わしてしまう→嫌われるのが怖いという思い込みをやめて、

管理する事で、その時は、ブツブツ言われても、

部下を成長させた経験を持つと楽しくなります。やりがいは大きいです。

                                                                                                                   
人に仕事を任せる力が身につくと、自分しかできない仕事に集中できるようになります。

自分が動かなくても、物事が進むようになります。

時間を作る事ができるようになります。

時間は宝です。

部下を成長させられる力を身につけた時の報酬は、とても大きいものです。

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会社にとって、人の成長は最重要課題で、それができないと死活問題です。

当然、働く個人にとってもそれは同様のはずです。

                                                                                               

成長させるためにはどうしたらいいか?四苦八苦してきました。

そもそも成長とは何か?という定義がとても大事です。

                                                                                            

社長の言う事をよく理解できるようになったとか
人として成長できたとか
意見を言えるようになったとか
色々ごっちゃにしてしまいがちですが、

一言で言うと生産性を高める事です。

                                                                                             

同じ時間で結果を2倍にできた。
同等の結果ではあるが、時間を2分の1にできた。
などです。

2倍の時間働いて、結果を2倍にするでは生産性が高まったということにはなりません。

                                                                                            

生産性については、残業の多さから日本の生産性の低さを指摘する事が
最近では特に多くなってきていますね。

                                                                                               
それについては別で書きたいと思いますが、
できなかったことができるようになり
それが生産性を高める結果を作れるようになること。

                                                                                                  
 
これができる会社、個人にするにはどうすればいいか?

                                                                                            

やり方に関してはまだまだ改善、革新が必要ですが、
成長するためには?を考えながら、
逆に人の成長を奪う環境について考えてみました。

                                                                                             

人から成長の機会を奪う一番いいやり方は
一言で言うと「任せない」です。
「やらせない」もそうですね。

                                                                                             

あらゆる事を上司がやってしまう事です。
これ、実は至るところでありました。
なぜ任せないか?

                                                                                             

自分が一番わかっているから自分でやった方が早い。

教える時間が面倒。

なぜ、時間を割いて自分が教えてあげなければならないか、わからない。

構っている余裕がない。

などの理由はよくあります。

                                                                                              

でも一番厄介なのは、こんなに任せたらかわいそう、という理由です。

かわいそうという言葉はさすがに出てこないですが、

時間を取らせてしまう、という言葉が出てきます。

                                                                                            

これ、相手を想っての言葉っぽいですが、要注意です。

何かと言うと、嫌われるのが怖くて、いわゆる人気取りに走ってしまっています。

                                                                                             

すっごく恥ずかしい話ですが、実は私もこれをやっていました。

                                                                                               

会食の場所選びから

営業は自分が一番得意だから自分がやらねば

報告を毎日させるなんて、大変にしてしまう

業務の改善案を出させるなんてハードル高すぎるのではないか?

会議の準備は、全部自分。皆は参加して意見くれればok。

などなど、言葉にすると信じられないのですが、

無意識レベルで、当然のことのようにやっていました。

                                                                                              

これは、明らかに部下から成長を奪っています。

すごいなと思う人は、知識と(失敗も含めた)経験が豊富です。

                                                                                            

この「経験」を明らかに奪ってしまっています。

まずは、この状況を注意してみてみるだけでも問題がよく見えてきました。

                                                                                              

そこから次に「任せる」事をさせていくことになりますが、
次に起こる問題は「放任」です。

                                                                                              

目標を与え、任せるのですが、「放任」になってしまいます。

                                                                                             

状況としては、部下が会社に来れなくなったり、
パニック状態になります。

                                                                                            

これは、

目標が高いと感じ→達成できない→やばい→何かを失ってしまう→混乱

仕事の量が多すぎると感じ→どうにもできない→何かを失ってしまう→混乱

という流れかと思います。

                                                                                             

ここを、そのまま放置することになってしまうわけです。

                                                                                            

でも、上司の言い分としては、

「毎日、大丈夫か?と声をかけていたのに。」

「わからないことは、いつでも相談してくれ。」

と放置はしていない、ということになります。

                                                                                            

これは、ほんとよくありますね。

書くための時間が過ぎてしまったので、この続きは次回にアップさせて頂きます。

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サルの理念は「わがままに生きる人をつくる」です。

下記ご参考まで。
https://www.sal.ne.jp/company/

                                                                                                  
こういう言葉を選択しておいてなんですが、「わがまま生きる」というのは
辞書にあるように「相手や周囲の事情を顧みず自分勝手にする」ことではありません。
      
                                                   
人は、他人に評価される社会の中で生きています。
評価される事を嫌がってもされています。

評価軸及びに目標は基本的に他者が設定しています。

                                                                                                  
子供の頃は親、学校では先生、会社では上司
会社は顧客から設定されます。

                 
                 
会社に入る前は、応募者が会社を評価していますが
会社に入ると評価される側になります。

                                                                                                 
新卒の頃、学生気分が抜けていないなと言われていたのは、

評価する側からされる側になっていることをしっかりと理解

できていなかったからではないか?と思います。

                                                                                                  
この他者が設定した評価、役割をしっかりと認識した上で、応える。

その上で、自ら評価軸及び目標を設定する人は、成長が早いです。

                                                                                                 
例えばサルでもありますが、
数年後起業するためにも、webマーケティングを習得しクライアントにコンサルティングできるようになる。

                                                                                                  
デザインの分野で先生と呼ばれる立場になるために、目の前の仕事の完成度を高めてクライアントに評価してもらえるようになる。

                                                                                                  
などです。

自分が何をすれば評価をされるのか?を明確に理解することは非常に重要です。

その上で、自らの目標、自らを評価する軸をつくる人。

やりたい事を見つけ、それをやれる人というのはこういう人だと考えています。

                                                                                                  
理念はこういった考えから成り立っています。
                                                                                                 
ちなみに、
サルで働く人が自らの目標を見つけやすくするために、
できる限り明確に、求めている役割、目標、ルール、権限を示さなければならないと考えています。

                                                                                                 

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佐賀県に多くの中国人観光客が来日し、賑わっているニュース観ました。

旧正月のタイミングですね。

ちょうど先週、佐賀県の商工会議所が主催するセミナーで登壇させて頂いたので
賑わっていることに関しては嬉しくなりました。
                                                                  

佐賀県になぜ多くの訪日客が来ているかというと

・観光名所がある
・上海から1時間30分ほどで来れる
・空気が綺麗→「洗肺」ができる

からだそうです。

                                                                   
「洗肺」はちょっと笑ってしまいましたが、
綺麗な空気のところに行っては
私たちも「心が洗われる」などと言いますね。

                                                                     
中国の大気事情から「心」とか言っている場合ではないのですね。

                                                                     

本題ですが、佐賀県商工会連合会主催の

「佐賀んばるセミナー 〜100年生き残るための絶対条件〜」

でインターネットを活用した集客について対談をさせて頂きました。


                                                                   
150名ほどの経営者やビジネスマンの方に参加していただけましたが、
ネット集客に強い興味を持っている方が多いとのことでした。

                                                                    
当然、今までもインターネットを活用した集客について、話はあったがうまくいかないとのことです。

                                                                   
サイト制作をしている会社はよくあるが、実際に事業で集客ができている人の話が聞けない、とのことでした。

                                                                   
それは確かにうまくいかない事の原因の一つだと思いますが、
より大きな問題は、それを聞いて自社に活かす人材がいないからではないかと思います。

                                                                  
大手企業では、ネットマーケティングの部署を作り、採用と育成をする事ができますが、
中小企業においてはなかなかに難しいのが現状です。

                                                                  
・紙を使った集客が得意な通販会社が、ネット上でも頑張ってきたがスマホシフトがなかなかできず売上横ばいが続いてしまう。

・何回もweb制作会社やネット広告代理店を変えて来たけど、ノウハウが社内にたまらない。

・基本的には人の繋がりで売り上げが成り立って来たBtoB事業なので、インターネットを使ったところでどうせ売上は上がらないだろう。しかも以前、業者に頼んでみたけどただ失敗に終わってしまった。

・1〜3社ほどの大手企業からの受託仕事で成り立って来た、ただしこのまま何もしないでいては、値引き、もしくはリプレイスされてしまい売上がなくなってしまうかもしれない。これからどうするべきか?

・社長人脈で営業してきたため、営業部隊を育ててきていなかった。会社に新規顧客を開拓する力がない。

                                                                   
並行して、後継問題に悩む中小企業の経営者は多いです。

これらの問題はネット集客のノウハウを社内に蓄積していくことで解決できる事が多いと思います。
もちろん他の方法もありますが、売上を上げる仕組みを作ると言った意味では営業マンを雇って辞められる心配をするよりその人件費プラスαをネット集客の仕組みづくりに投資した方が長期的に安定すると考えます。

                                                                  
特に後を継ぐ人間は、社員に認めてもらわなければならないので、今までと違ったやり方で実績を作れれば大きなステップを踏めることになります。
  
                                                                  
ところが地方となるとIT人材を採用する事がとても難しい。 

経験者が少ないという事だけではなく、

そもそも、IT人材を採用する時にどんな基準で採用すればいいのか?

採用した後、何を任せればいいのか?がわからないのだと思います。

よく見受けられるのは、ネット集客をして欲しいのだけど
採用した人はプログラマーやエンジニアという状況です。

                                                                  
プログラミングやシステムが解ることと集客能力は別です。

                                                                   
サルのBtoB事業においてもネット集客を活用しておりますし、
全くインターネットとは関係ないと思っていた地方の会社がインターネットを活用して
売上を伸ばすこともお手伝いさせてもらってきました。

                                                                   
むしろ、そう言ったネットは関係ないと思えるような業界にチャンスはまだまだあると思います。

それは、競合他社もそう思っていて、インターネットを活用していない事が多いからです。

ホームページすらない業界はまだまだあります。

その業界はチャンスだと思います。

サルの仕事紹介にもありますが、それを証明して頂いたクライアント様。

小出製作所様です。

重機の梱包を続けて70年の企業様です。

https://www.sal.ne.jp/works/04/

                                                                  
それまではホームページを作っていませんでした。
周りの競合他社もこれといったインターネット戦略を行っておりません。

重機を運ぶことを考えると営業圏が限られますし、長年取引先とも厚い信頼関係があるので
新たな集客に力を入れるよりも目の前のお客様に全力投球してこられたわけです。

                                                                   
ただ、今後もそうなのか?という懸念から始まりました。

結果、新たな取引先開拓にもつながり良い結果を作ることができました。

                                                                  
うまくいった一番の要因は、次の代を担う若社長の力です。

インターネット集客を学び、リスティングやコンテンツの運用を自分で行ったからです。

                                                                 

ノウハウを自社に取り込む事ができたからだと思います。
外部に委託するだけでは限界があります。

                                                                  

将来、
生まれ故郷を集客で盛り上げたい、
家業を継ぐに当たってネット集客を取り入れたい
と考えられている方は、一度東京に出てきて経験を積むことをお勧めします。

                                                                  
ネットで色々情報は得られますが、
最新情報のセミナーがなかなかないですよね。
ネット集客に取り組んでいる企業がたくさんありますので経験を積む事ができます。

                                                                   
ここ最近、面接でもわざわざ新幹線に乗って面接に来てくれる方がいらっしゃいますが、
正直大歓迎です。

                                                                   
将来、戻って地元を盛り上げてください。
そういう関係を作れることを楽しみにしています。

  

 

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