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痛みによって成長する事が大きい。

1ランク上、さらにもっと上を目指すことで、必ず障害が生まれる。                                        
その障害は予想もしなかったところから発生する事もあれば、やはりきたかと思う事もある。                            
どちらにしても、それが、ただのハードルという事ではなく、あくまで自分事として大きな痛みを伴う事で、次はそうならないように頑張る。     気づきの多い人は、その痛みからより多くの事を学ぼうとするし、学ぶ事ができる。                               

例えば、デザイナーが自分が作ったデザインは顧客想いだし、ユーザー想いだし、自分の力の限りを尽くしたと思っても、1つの案しか用意せず結局顧客は、それがいいか悪いかの話に集中してしまい、受け入れられるかられないか、といったせっかく頑張ったのに、その仕事を依頼される事がなくなってしまう事がある。そこで学ぶのは、2案用意しておけば、どちらがより顧客の理想に近いかという建設的な話になり、建設的なデザイン改善を行いやすくなる事があるなと学ぶ。ま、これはデザイナーだけではなく、それを提案するディレクターも学ぶ事になる。                                                   

他にも、マネージャーが部下の言い分の真意を把握できず、または読み取ろうとする意識がなく、いつのまにか不満が大きな固まりとなり組織が一度 こわれる。マネージャーは自分を否定された痛みを伴う。部下の不満をすべて解消する事ばかりを行っていては、決断、推進力が弱まるためもちろんすべてを気遣い、解消できる訳ではないが、重要なポイントを見逃さないという意識はもっておいた方がいいと思う。少なくとも、経営者は、メンバーがこの会社で働く意義を把握し、創り続けなければならないというプレッシャーを持っている。                

                            
経営者は、シンプルなところからいくと、いわゆる預金通帳の中にあるお金、来月でていくお金(外注先、給与、経費など)、やりたい事があるけどお金がない、もう少し給与を払いたいけどお金がない。来月末予定しているある大きめ案件の支払いが一月延びただけで倒産の危機がある事を想像してゾッとする。半年先、1年先、はたまた5年10年先の事を考えてよりよい未来にコミットして行動したいけど、来月末の支払いが足りるかどうか心配でまずは目先のお金を稼がないといけない現実をつきつけられる。だから、もっともっと頭を使ってなりたい状況を見据え、戦略的に取り組まなければそのサイクルを変える事はできない事を、預金通帳から学ぶ。  
                                             
痛みを感じれるか、どうかは成長に大きく影響を及ぼすと最近改めて思った次第でした。                             痛みは成長のチャンスなので、そう捉えて飛躍していこう。

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